読んだ本。

新年に読んだ本。本というか写真集。少し文章があります。

祈り / 藤原新也

これまでの集大成的な写真集です。テーマ、時代ごとに、それについての短い文章がついています。それが良いという人と、いやぁ、という人がいるかと思いますが、僕にはそこに希望があると思えます。まぁ僕の場合はおよそ非論理的感情に流されまくりではありますが、そんな自分を時には信じてもいいだろう、と思ってます。20代、30代の若い世代の子たちに読んでほしいけど、手に取りやすい価格とは言えませんかね。それでも無理してでも買う、それじゃ買えない、意外な分かれ道だったりして。というのは、この年になっちゃったから言えることなんだけど、僕らにだってこの先どんな別れ道が待っているやら、ですね。そういう意味でもこの本には希望があると思います。この写真集の展覧会、世田谷美術館にて開催中。

ちなみに著者サイン本。かなり嬉しい。