読了。

こんな時間にすみません。読み終えたので。相変わらずの翻訳もの。

神は死んだ/ロン・カリー・ジュニア(藤井光訳)
God is Dead/ Ron Currie Jr.

「神は死んだ」という言葉はもちろんニーチェで有名ですが、どうやらニーチェよりはドストエフスキーの影響の方が強いらしいです(訳者後書きより)。そしてこの本はちょっと紹介するのが難しい。かなり独特。でもとても大切なこと(僕にとってはということだけど)を表現しようとしている、というか、それを表現するためには短い言葉ではなくこれを書くしかなかった、という、自分にとって良い小説を読んだ時に感じるそれがそのまま、どちらかと言えば剥き出しにある感じです。人によっては「なんだこりゃ?」にもなりかねないんですけどね。もう、読んでもらうしかないんですが、僕は先日の外国旅行中に読み始めて、なかなか読み進めることができず、でもこれは読まなきゃいけないヤツだ、という感触があって今に至りました。時間はかかったけど読んでよかった。
と、まぁ、紹介ともつかない紹介で、お勧めらしくないお勧めでごめんなさい。寝ます。

本のカバーがないのは、旅行にカバーを外して持って行ってそのままになっていたからです。本来はちゃーんと素敵なカバーがついております。
#神は死んだ #ロンカリージュニア #藤井光 #ニーチェ #ドストエフスキー