読み終えたので

OlomoucからKrakowに向かう車内にて読了。

街とその不確かな壁/村上春樹

村上春樹の小説は、だいたい同じことを手を変え品を変え書かれている気がする。ということを、この本の最後にも本人が書いています。そんなにたくさんの語るべきことを人は持っていないのかもね。それをどれだけ十全に表現できるか、ということを小説家は目指しているのだろう。どうしても語りたい、語らなければならないが、それが小説という形を取るしかないから、小説を書く。小説家とはそういうことなのか。それは映画でも演劇でも音楽でも、いわゆる芸術と呼ばれるもの全てがそうとも言えるね。村上春樹の語り口は好き嫌いどうでも良い、あると思います。書き過ぎじゃない?とか、こんな比喩普通の人は(普通じゃなくとも)普段の会話で使わないでしょ、とか、そういうのが気になってしまう人は、読めませんよね。そういうのを、村上春樹だなぁとか、そんな表現が普段からすいすい口をついて出るようになったらいいなぁ(そんなやつはウザいか?)、とか思える僕は、村上ワールド好きです。

日本から持ってきた本、2冊のうちの1冊を読み終えてしまって、この先大丈夫なのか?この本が厚い方(660ページの大部)で、もう1冊は半分くらいなんだよ。

OlomoucからKrakowに行く列車は途中で乗り換えがあったのだけど、乗り換え時間が5分❗️そして列車は10分遅れ‼️そうしたら最初の列車の車掌さんが次の列車も10分遅れているから大丈夫だと教えてくれた。でも乗り換えはやっぱり5分しかなくて慌てました。今は無事にKrakowに向かってます。

P.S昨日の夜スーパーでカップラーメン(味噌味)を見つけたので食べてみました(こっちの食事が、、、)。味噌の香りだけど、味は????不味くはないけどね。OYAKATAしっかりしてくれ!味の素だろ!!と言いたいところだが、ここはチェコなのでした。

#村上春樹 #チェコ #オロモウツ #ポーランド #クラクフ